【ネタバレなし】ヘブンメイカー あらすじ・感想・口コミ

インドア

スタープレーヤーの続編にゃ。”異世界×天地創造×人間”を描いた小説で、RPG好き・異世界好きにはおすすめにゃ。

あらすじ

“10の願い”を叶える力を得た者が思い描く理想郷とは――

気が付くと殺風景な部屋にいた高校二年生の鐘松孝平。

彼は横須賀にむかってバイクを飛ばしている最中に、トラックに幅寄せされ……その後の記憶はなかった。

建物の外には他にも多くの人々がおり、それぞれ別の時代と場所から、「死者の町」と名付けられたこの地にたどり着いたという。

彼らは探検隊を結成し、町の外に足を踏み出す。一方、片思いの相手を亡くし自暴自棄になった大学生の佐伯逸輝は、藤沢市の砂浜を歩いていたところ奇妙な男に勧められクジを引くと

――いつのまにか見知らぬ地に立ち、“10の願い”を叶えることができるスターボードという板を手渡された。佐伯は己の理想の世界を思い描き、異世界を駆け巡ってゆく……。

興奮と感動をよぶ、渾身のファンタジー長編!

※引用:amazon

感想

スタープレーヤーである主人公が叶えたのは好きな人を召喚すること。

仲良くしたいがためにスターを使い、労力を注ぐ。でも徐々に失敗していきます。

”〇〇してあげたのに”とか”良かれと思って”したことが裏目に出る。

一見、愛があるように思えますが、一方的な押し付けになっていたのかもしれないですね。

何でも叶えられるからこそ、傲慢になるのかも、、神ではなくやっぱり人間なんですよね、どうしようもなく。

もがいて、失敗して、考え方が変わって、という所がこの作品の見どころです。

あと驚いたのは世界観が完成されていることです。歴史、宗教、国、人種差別、、世界観が完成されているから、自分もその世界の一人のように感じることができます。

あなたならどんな願いを10個叶えますか?

好きなセリフ

「なんにせよ幸せとは主観であり、本人がどう感じるではないのか。私は幸せな人間だ。」

分かっているようで忘れがちなことにゃ。誰かと比べてもしょうがないのにゃ。

口コミ

スタープレイヤーに引き続き読みました。恒川作品は常に新しい魅力があります。人間の浅ましい欲や恐ろしさも描きつつもそんな自分に迷い前に進み、何かを残していこうとする人間の姿があります。二つの物語が並行して進みながらそれがどう交わっていくのか…今回も読んでよかったと思う作品。

読書メーター かわ よ

2つの物語が、やがて1つに重なっていく。なるほと゛・・・納得した。人間の感情は予想できないものなのだなぁと思う。バベルの町が、彼がいなくなったとたん対立し崩壊していったり、初恋の恋人に裏切られたり。ラノベのような軽さと冒険小説が混じったような不思議な感覚です。彼は世界をよくしようと思っていたのだろうが、相手は人間。そんなにうまくはいかない。まるで自分が神にでもなつたように主人公に寄り添うことのできる作品でした。でも、人は神になってはいけない。

読書メーター 武藤吐夢

スタープレイヤーの続編とは知らずに読んだ。話自体はほぼ独立しているので、どっちから読んでもいい気もするけど。 もし自分がスタープレイヤーになったら、どんな願いをするか考えてみたけど、絶対に小説に出てくるプレイヤーたちのようなお願いは思いつかない。すごい。 この設定で、新作とかないのかなー。読みたい。

読書メーター AYAN

最初、内容理解不能で、途中から面白くなって、最後に何か長々と続いてしまいました。 もう少し最後の展開を期待しました。 でも、空想の世界観を表現することはとても大変ですが、楽しく拝読させて頂いました。

読書メーター 小幡

是非ご一読ください。

コメント

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